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- No. 065
圧電素子がエネルギーの未来を切り拓く
2008.12.05

渋谷駅前に「発電床」通行振動使い実験の模様
2008年12月5日から、JR渋谷駅前で、圧電効果を利用し、人が通行する際の振動エネルギーで発電する「発電床」の実証実験が始まった。 2011年までに発電床4000基を設置する計画。同駅前再開発に合わせて設置場所を拡大し、将来は渋谷区の電力消費量の1%の電力供給を目指す。
当初、渋谷駅のハチ公前広場に発電床の改良版2基と従来型10基の計12基を設置。 改良版は発電機構の見直しで発電能力を従来型の約10倍に高めた。体重60キログラムの人が踏むと毎秒1ワットを発電する。 大きさも従来型の5分の1以下の15センチ×20センチメートルにして、舗装タイルに埋め込む。 実験には、音力発電と東京都渋谷区のほか、コクヨやアドビシステムズ、グーグルなど複数の企業が協力している。
圧電効果とは、水晶などの結晶が外部からの振動などによって変形することで、表面に瞬間的な高電圧が発生する現象。
今回使う発電床は、セラミックス系の圧電素子と素子の破損を防ぐ構造物などで構成。
1基当たりの導入コストが一般的な床材の1・5倍程度で済む。
渋谷区では平日で1日当たり90万人が通行する駅前のスクランブル交差点への設置も検討している。
未来は笑顔に満ちている
いろんな方面に「発電床」は応用できるはずだ。
例えば、「発電スニーカー」。
ランニング時に携帯するミュージックプレイヤーや、夜間ランナーのためのライトの電源は、
ランニングすることで供給が可能となる。
また、更に進化させて蓄電の能力を追加させることで、家庭の家電器機の電源にも供給できるようになるだろう。
そうなると、ランナー個人の健康のために行っていたランニングが、
目的が家庭のためや環境のための事となり、社会的貢献の意義は高い運動になる。
ランニングは個人の健康を促進し、同時に社会貢献の運動として再評価される。
発電・蓄電の技術が進化すると、歩くだけでも十分になるかもしれない。 一般市民にも容易に社会貢献の機会が訪れ、人びとは外へ出て歩き出し、会話が増え、笑い声と明るい笑顔に満ちた世の中が訪れることとなるのである。
05 Dec. 2008
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